Continuing Education Course 中国四国
令和2年1月26日(日)
場所:広島
歯科衛生士:中司、井川、福田
今ではCMなどのメディアによってほとんどの方が知っている歯周病はギネスブックにも載っているほど有病率が高いと言われています。歯周病ときくと50代以降のイメージが強い方もいると思いますが、昔に比べ発症時期が低年齢化していると言われ、20代でも歯周疾患(歯肉炎も含む)の有病率は約7割という結果も出ています。つまり若いうちからしっかり治療、予防していくことが大切になります。
歯周病は初期治療で約80%が治るといわれていますが、深い歯周ポケットが残る場合があります。その場合は歯周外科が必要になります。歯周外科には再生療法という歯周病によって失った歯周組織を再生、回復させるという目的で行う方法もあります。歯周外科をやったからといって、もう安心しても大丈夫、というわけではありません。外科をやってもプラーク(歯垢)が多く残り歯茎に炎症があると外科で行ったことの効果が下がってしまいます。外科をやる上でも患者さん自身のプラークコントロールがとても大切になり、患者さんの協力が必要になります。
昔の歯科の考えは治療がメインでしたが、今はまた治療せずに済むような予防がメインという考えになっています。予防の主導となるのは患者さん自身です。私達が磨けてないところや生活習慣の改善を伝えても実際に家での歯磨きや生活習慣を変えてもらわないといけません。少しでも実行しやすい歯ブラシの指導が行えるよう1人1人に合った方法を考えていきたいです。
人生100年時代といわれている中で今のうちから予防し、歳をとっても自分の歯で食事が出来るようなお口の環境づくりを患者さんと一緒に考えていきたいです。