日本臨床歯周病学会 中国・四国支部教育研修会~こんなに深い再生療法の基礎と臨床~
令和4年5月22日(日)
場所:ZOOM(web開催)
歯科医師:院長、山﨑志織
歯科衛生士:福田、井川、中司
歯周病は、歯肉の炎症だけではなく骨が吸収し無くなっていく病気です。歯周病の検査では、歯と歯肉の間の深さ(歯肉溝や歯周ポケット)を測定していきます。1~3mmは正常値、4mm以上で歯周病の可能性があると言われています。30才以上は3人に1人、50才以上では、2人に1人4mm以上のポケットを有していると言われています。今回は、歯周病が原因で骨が部分的に吸収した方への歯周組織再生療法について学びました。
歯周組織再生療法は、失われた歯周組織を再生させ、歯周病に罹患した歯の予後を改善するという「切り札」になる治療法です。1970年代初期に始まった再生療法はこの50年間に多くの改良が施され、原理原則を守れば予知性の高い治療方法になってきました。
処置を行うのは、歯科医師の仕事ですが、治療の成否には患者さんや私たち歯科衛生士も大きく関わってきます。歯周組織再生療法を行うにあたって、私たち歯科衛生士は術前に歯周組織をより良い環境にしておくこと、術後も良好な結果が保たれるような一人一人に合わせたメインテナンス、ブラッシング指導等を行うことが大切になります。
手術はやりたくないというイメージが多くの方にはあると思いますが、患者さんが安心して歯周組織再生療法を選択して治療を受けてもらえるよう私たちも日々努力しようと思います。