日本臨床歯周病学会 中国・四国支部 「歯周基本治療を極めよう!」
令和3年5月30日(日)
場所:web開催
歯科衛生士:中司、福田
コロナ禍のため、リモートによるwebでの学会が開催されました。今回の学会を聞き、歯周病治療での患者さんとの向き合い方やブラッシングや歯周基本治療の大切さを改めて学ぶことができました。
現在30代以上の3人に2人が歯周病と言われています。患者さん自身のブラッシングももちろん大切ですが、歯科医院にて歯周基本治療を行い歯周病をコントロールする環境づくりが大切になります。歯周基本治療とは主に歯科衛生士が行います。歯ブラシが当たらない歯茎の中にある歯周ポケットにも細菌が付着して歯石になります。粗造な面のままでは細菌が付着し続けて歯周病が進行してしまいます。その細菌や歯石を取り除き、また細菌が付着しないように滑沢にします。この治療をSRPといいます。歯茎の上は患者さん自身にブラッシングを丁寧に行っていただき、私たちが歯茎の下の掃除をすることで歯周病を食い止めることができます。そして、SRP後も深いポケットが残っていれば、次は歯科医師が歯周外科治療を行います。歯茎を開いて、実際に見て歯茎の中の掃除をします。歯周病は上からではなかなか変化は分かりにくいですが、レントゲンなどを使用し、患者さんにしっかり理解していただいた上で丁寧なSRPを行えるよう日々励んでいきます。
歯周病は食生活、喫煙、ブラッシングなど生活習慣と密接な関係がある疾患です。歯周基本治療を行う上で口腔内だけではなく生活習慣や全身状態を知ることで患者さんと向き合った治療が行えます。コロナ禍の中でなかなか思うように外出ができず生活習慣が変化した方もいると思いますが、患者さんとの会話も大切に診療を行っていきたいです。