OJ20周年記念大会 ‐伝統がもたらす革新‐(2)
令和 4年7月17.18日(日.月)
場所:京都
歯科医師:院長、山﨑志織
歯科衛生士:井川、中司
現在、歯科医院の数は約68,500件もあるといわれており患者さん自身が歯科医院を選んで受診される時代になっています。その中でもインプラント治療を行っている歯科医院は35%といわれています。今回の学会ではインプラントについて学び、患者さんに安心して通っていただける歯科医院とは何か改めて考えることができました。
日本人の約2%程度の方がインプラント治療を受けているといわれています。インプラント治療は歯茎を開いて骨にインプラントを埋め込む外科治療が必要になります。自分の歯のようにしっかり噛めると言われているインプラントは虫歯にはなりませんが歯周病にはなります。インプラント周りの歯茎に炎症があることをインプラント周囲粘膜炎、炎症が骨にまで及ぶことをインプラント周囲炎と呼びます。進行すると支えている骨が溶けて動揺してきます。主な原因はプラークと呼ばれる細菌による感染です。また喫煙や歯ぎしりなど強い力がかかることもリスクを高めることになります。日本の調査では約10本に1本はインプラント周囲炎であり、約2,3本に1本はインプラント周囲粘膜炎になっているという報告もあります。インプラント周りの汚れを全て患者さん自身で取りきるのは難しいため定期的に歯科医院でのクリーニングがとても大切です。またインプラントに強い力がかかっていないか噛み合わせを確認することも必要です。
インプラント治療の成功は、しっかりとした診断を行ったうえで治療をし、さらに患者さん自身に丁寧な歯磨きを行っていただき、定期的にメインテナンスを行うことが重要になります。
患者さんが安心して通って下さるためには丁寧な説明を行いお互いの信頼関係が必要で、患者さんに自身が理解し納得いただいた上で治療を行うことが大切です。治療のゴールは最終的には患者さん自身に選んでいただきますが、私達は安心して治療を進められるよう丁寧な診療を行ってまいります。